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ファーマーズキッズフェスタ2026

2月28日と3月1日の2日間、東京・渋谷エリアの人気スポットである 代々木公園 にて開催されている「ファーマーズキッズフェスタ」に来場しています。今回は、本イベントの公式サイト制作を担当させていただいたご縁もあり、現地での撮影および会場の様子を記録するために訪れました。

このファーマーズキッズフェスタは、農業・林業・水産業など、日本の一次産業の魅力を発信する大規模イベントで、全国各地から約100社もの事業者が出展しています。普段なかなか直接触れる機会の少ない生産者の方々と交流できる貴重な場であり、食や地域産業に関心のある方にとっては非常に見応えのある内容となっています。

会場には、新鮮な農産物や加工品の販売はもちろん、子どもたちが楽しみながら学べる体験型コンテンツも多数用意されており、まさに“体験する食育イベント”として多くの来場者で賑わっています。生産者の想いや背景にあるストーリーに直接触れられることで、日々の食卓に並ぶ食材の価値を改めて感じるきっかけにもなります。

また、イベント全体を通して感じるのは、地域ごとの特色や個性の豊かさです。同じ「農業」でも、その土地の気候や風土、歴史によって育まれるものは大きく異なります。そうした違いを一度に体感できるのも、このファーマーズキッズフェスタの大きな魅力のひとつです。

東京近郊にお住まいの方や、週末のお出かけ先を探している方には特におすすめのイベントです。ご家族連れでも楽しめる内容となっていますので、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。都会にいながら、日本各地の一次産業の魅力に触れられる貴重な機会です。

「田一枚植ゑて立ち去る柳かな」

💦俳句の旅
「田一枚植ゑて立ち去る柳かな」
松尾芭蕉

この一句には、作業を終えてその場を去った後に残る、静かな時間の流れが描かれています。田植えという営みが終わった瞬間、人の気配は消え、ただ風に揺れる柳だけがそこにある。その対比が、不思議な余白と余韻を生み出しています。

田んぼに苗を植えるという行為は、日常の中にある営みでありながら、自然と人の関係を強く感じさせるものです。しかし芭蕉は、その「行為」ではなく「去った後」に目を向けています。誰もいなくなった風景に残る空気や気配こそが、読む者の想像力をかき立てます。

この感覚は、時代を越えて共通する日本人の美意識ともいえるでしょう。たとえば、荒井由実 の「卒業写真」にもあるように、揺れる柳とともに記憶や情景が呼び起こされる表現は、現代にも通じています。直接的に語らず、風景の中に想いを重ねる —— その感性は今も変わりません。

江戸時代から現代まで連なる、日本人の繊細な情緒。何もないようでいて、すべてが残っている。その余韻こそが、この一句の魅力です。

「とりわくるときの香もこそ桜餅」

🌸俳句の旅
「とりわくるときの香もこそ桜餅」
久保田万太郎

この一句は、桜餅を分け合うひとときに立ちのぼる香りまでを丁寧にすくい上げた、繊細な表現が魅力です。目に見える情景はごくわずかでありながら、香りという感覚を通して、その場のやわらかな空気や人のぬくもりまで伝わってきます。

現代ではあまり使われなくなった言い回しの中に、日本語特有の奥行きと余情が感じられます。桜餅という具体的な存在を軸にしながらも、主題は「分ける」という行為そのものではなく、その瞬間に広がる気配や喜びにあります。

香りに託された感情は、言葉で説明するよりも豊かに伝わるものです。誰かとともに過ごす時間、ささやかな和菓子を囲むひととき —— そうした日常の中にある美しさが、この一句には凝縮されています。

日本の暮らしの中で育まれてきた感性や、美意識のやさしさ。何気ない瞬間を大切にする心が、静かに息づいている一句です。

スーパーマーケットトレードショー2026

2月18日〜19日の2日間、国内最大級の食品展示会・商談会であるスーパーマーケットトレードショーに参加しました。本イベントは、全国の食品メーカーや生産者、流通・小売バイヤーが集結する重要なビジネスの場であり、新たな販路開拓や商品提案の機会として高い注目を集めています。

今回は、佐賀県ブースのデザイン企画から施工、そして出展事業者様の商談サポートまでを一貫して担当させていただきました。単なる展示ではなく、「バイヤーに伝わる」「手に取りたくなる」ブースづくりを重視し、視認性や導線設計、商品価値の伝え方に細部までこだわりました。ブース全体として統一感を持たせながら、それぞれの事業者の個性がしっかり際立つ構成を意識しています。

今回出展されたのは、佐賀県を代表する厳選されたハイクオリティな5社。いずれも素材や製法に強いこだわりを持ち、地域性やストーリー性に富んだ商品を展開しています。来場したバイヤーとの商談も活発に行われ、商品の魅力を直接伝えることで、具体的な取引へとつながる可能性を感じる場面が多く見られました。

また、商談においては事前準備の重要性も改めて実感しました。価格設定や掛け率、ロット、納品条件などを明確に整理しておくことで、バイヤーとの会話がスムーズになり、より実務的な商談へと発展します。こうした準備と現場対応の両輪が、展示会の成果を大きく左右します。

スーパーマーケットトレードショーは、単なるPRの場ではなく、実際のビジネスへ直結するリアルな現場です。地方の優れた商品が全国へ広がるきっかけとなるこの舞台で、今回の取り組みが今後の販路拡大につながることを期待しています。

今後も、ブランディングデザインと販路支援を軸に、事業者の魅力を最大限に引き出し、結果につながるサポートを続けてまいります。

これから東京出張です

これから千葉・幕張メッセで開催される国内最大級の食品商談会「スーパーマーケットトレードショー」に向けて、鹿児島から東京出張です。出発前、鹿児島空港の搭乗ラウンジでふと目に留まったのが、地元で長く愛されている吉満菓子店さんの「マルボーロ」。鹿児島土産としても定番の焼き菓子が、空港内で販売されていました。

マルボーロはどこか懐かしさを感じさせる素朴なお菓子ですが、吉満菓子店さんの一品は、その中でも特に完成度の高い味わいです。口に入れた瞬間、ほどよくやわらかく、しっとりとした食感が広がり、優しい甘さが後を引きます。軽やかでありながら満足感があり、ついもう一つ手に取りたくなる美味しさです。お子様からご年配の方まで幅広く楽しめる点も魅力のひとつです。

空港という特別な場所で、こうした地元の銘菓に出会えるのは、旅の醍醐味でもあります。出発前のひとときに鹿児島の味を楽しめるだけでなく、お土産としても非常に重宝します。個包装で配りやすく、日持ちもするため、職場やご家族への手土産としても喜ばれること間違いありません。

今回訪れるスーパーマーケットトレードショーは、全国の食品メーカーや生産者が集まり、バイヤーと直接商談を行う重要な展示会です。幕張メッセという大規模会場で開催されるこのイベントでは、商品の品質だけでなく、地域性やストーリー、そして「選ばれる理由」をいかに伝えるかが問われます。

吉満菓子店さんのマルボーロのように、シンプルでありながら確かな美味しさを持つ商品は、時代を超えて支持され続ける力があります。鹿児島空港をご利用の際には、ぜひ一度手に取ってみてください。旅の始まりにふさわしい、やさしい味わいがそこにあります。